・学校運営協議会を年6回開催し、今後の運用について検討、実践を図ります。また第二小学校CSとの協調、連携を図るため、拡大合同学校協議会を開催します。
・地域防災に関して、東大和市防災安全課と協力しながら、より有効な連携を図ります。
・「みみなみまち人材バンク」を新設し、学校、地域が活用できるようにします。
・地域のコミュニケーション及びカルチャースクールの拠点として、本校西館1階に「みなみまちルーム」を新設します。また、土曜日に文化活動等の場所として地域に提供します。
・「土曜日みなみまちスクール」(地域人材による地域の方を対象とした文化教養等の講座や検定試験等)を実施します。
・キャリア教育の支援として、生徒を対象とした講義・講演や職場体験学習等、地域企業また事業所の方に協力をを依頼します。
・「地域未来塾」では地域内の大学生等を中心に募集し、学習サポーターとして協力を依頼します。
・部活動の地域移行を見据え、本校文科系部活動(華道部、イラスト部、吹奏楽部)において、それぞれの分野で技能等を有する地域の方を招き共同活動を行います。
・地域貢献の一環として、生徒会を中心に南街公民館と連携しながらボランティア活動を実践します。
・第二小学校とともに、人権尊重に関わる取組を実践します。
「継続可能な社会づくり」の視点に基づいて学校及び地域を考えると、複雑化、多様化する昨今では様々な課題がある。例えば、学校では「社会に開かれた教育課程」の実践、子供の心の教育・成長、働き方改革、地域と家族では子供の安心・安全、少子高齢化、防災対策、地域活動の担い手の減少など、学校、地域、家庭それぞれが単独で解決を図ることが難しくなっている。子供たちや学校、そして地域の輝く未来を作るためには地域と学校が一体化した取り組みを行う必要があるが、本コミュニティ・スクールはその実現を可能にする仕組みの一つである。地域と学校が連結・協働し、「共生」していくことが、これからの時代を生きる子供たちのための重要な要素となる。
今までも学校は地域の中核として機能してきたが、「母校に対する愛着、誇り」といった精神的な側面が主であった。しかし、これからは文化や安全防災なども含めた、総合的な地域ネットワークの中核としての機能を果たし、地域の課題解決を図っていく。つまり、学校が「地域のよりどころ」としての役割を担うこととなる。
「社会に開かれた教育課程」の実現を図るためには、地域の理解と協力を得ることが不可欠であり、学校運営に対する意見・支援など地域人材の活用など、体制の構築を図りながら地域の協力・連携を確立する必要がある。また、教職員にとっては教科指導、生徒指導のための時間が確保でき、生徒にとっては安心・安全をより確実なものにできる。
学校は生徒だけでなく、「地域文化のよりどころ」として地域、学校、生徒すべてが「学ぶ」場所としての機能を確立する。また、情報の収集、発信の「基地」としての役割を担い、共に学び発展するための中心として位置し、コミュニティ全体の生涯学習を推進する。
①学校が地域の文化継承や発展、生涯学習、防災安全対策等のハブの役割を果たす。
②地域は生徒を育て、生徒は地域を支える。生徒は地域活動の重要な担い手となる。
③地域が常に学校の教育活動に関心を示し、生徒の育成、伸長のために協力、支援する。
④人材の登用・活用や協働的な活動等により、地域が学校の教育活動の充実のために積極的に協力、支援するとともに、地域の方が自己有用館や生きがいを感じることができる
⑤学校が、生徒、保護者、地域の方のコミュニケーション、また「Lifelong Learning(生涯教育)」の「基地」としての機能、役割を果たす。
⑥生徒、保護や、地域が協働する活動を設け、地域社会の安定と発展を図る。
⑦第二小学校コミュニティ・スクールと協力、連携し、地域社会活性化の充実を図る。また両校の活動を生かし、「人権を尊重する町『みなみまち』」をスローガンとし、地域の醸成を図る。
⑧地域の支援により、教職員の働き方改革が推進される
法律に基づき教育員会により任命された委員が、一定の権限を持って、学校の運営とそのために必要な支援について協議する合議制の機関のことです。
主に自治体や学校の関係者を対象に、コミュニティ・スクールについてより詳しく解説しています。これからコミュニティ・スクールの導入を検討される場合には、是非ご活用ください。
※パンフレットは「学校と地域で作る学びの未来」こちらからご覧いただけます。
東京都東大和市南街
3丁目60-4
TEL 042-561-2328